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(6)不知集



表紙
序末・巻首


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解題

諏訪の俳人梅寮正阿の句草より抜粋した句を前半に据え、「蝶」題の句を中心に諸子の寄せた発句で後半を構成する。弘化頃の成立か。諸国の俳人の寄せた句に混じり信濃の俳人の入集も多い。石川雅望が序のほかに五老名で句を寄せているのも珍しい。伝存稀少。


目録

書名:不知集
書名訓:ふちしゅう
刊写:刊
書型・冊数:半紙本一冊
表紙:丹色無地、蝶の絵を型捺
外題:題簽「不知集」
分類:俳書
著者:思南子梅寮正阿
編者:太同
見返:「不知集/信濃梅寮塾」
刊記:「江戸本石町十軒店/書林 万笈堂 英大助製本」(後表紙見返)
成立:弘化頃刊か
蔵板主:梅寮塾
書肆:英大助製本
丁数:55丁
印刷技法:整板
装丁:和紙和装
前付:序「…/石川雅望」
本文:八行
備考:松本女子師範学校旧蔵。
番号:鈴木109
旧番号:文芸7-341