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(12)中仙道紀行




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解題

江戸座の獅子眠鶏口門の高遠の俳人獅峯眠鶏下(高遠藩士)が、明和四年十一月君命によって京都まで旅した際の紀行文。行程や名所旧跡・名物についての説明と所懐に発句を交えて叙述する。他に伝本を聞かない。自筆稿本か。


目録

書名:中仙道紀行
書名訓:なかせんどうきこう
刊写:写
書型・冊数:大本一冊
表紙:前表紙は白地に鶯色砂目、後表紙は笹と雪摺付。
外題:題簽「中仙道紀行 全」
分類:紀行
著者:獅峯眠鶏下
成立:明和四年成
丁数:37丁
装丁:和紙和装
本文:十行
後付:巻末「…時明和四つ丁亥のとし大呂綴之/東都獅子眠鶏口門 信陽高遠 獅峯眠鶏 下」
印記:「仁科氏蔵書」(巻首矩形朱印)
備考:松本女子師範学校旧蔵。
番号:鈴木117
旧番号:文芸12-3