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(1)『澹斎長沼先生行状』



表紙

巻首

巻尾

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解題

『澹斎長沼先生行状』(半紙本一冊)は、松本藩崇教館板の木活字本と同じ活字を使用して印刷されている板本である。松本藩の長沼流兵学の指針とすべく当時の松本藩儒多湖安元が天保十二年に校正出版したものである。同行状の板本に幾種かあるが、この松本藩板は他に伝存することを聞かない稀覯書である。多湖家旧蔵書の一。


目録

書名:澹斎長沼先生行状
書名訓:たんさいながぬませんせいぎょうじょう
別題:「澹斎長沼先生行状」(内題)
刊写:刊
書型・冊数:大本一冊
表紙:丁字色布目
外題:左肩白地子持ち枠「澹斎長沼先生行状」
分類:兵学・伝記
著者:宮川忍斎稿
編者:多湖安元編(跋)
見返:白紙
成立:天保十二年五月跋
丁数:16
印刷技法:木活字
装丁:和紙和装四つ目綴じ
前付:凡例「澹斎長沼先生行状/凡例/…」
本文:九行
後付:跋「…/天保十二年辛丑夏五月 多湖安元記」
印記:見返ゴム印「第(鉛筆:6026)号/昭和 年 月 日購入/長野師範学校女子部」、
巻首朱印「昭和 年 月 日購入/郷土資料/第 号」
備考:多湖家旧蔵書。松本藩板木活字印本。極稀本。表紙ラベル「多寛/七三/T5」。
番号:鈴木53
旧番号:T5